社員インタビュー

仙台支社 鑑定人
高橋 陸(たかはし りく)さん
(3級鑑定人/2020年入社)

保険の査定を通して人助けにつながる仕事。
どのジャンルでも迅速に解決できる人材になっていきたい。

 私の地元の宮城は地震が多く、私自身、東日本大震災を経験したことから、何かしら被災者の手助けができないかと思っていました。そんな時に当社を見つけ、保険という形で人助けができることを知り、入社を希望しました。鑑定人という仕事は全然知らなかったのですが、珍しい職種で仕事の想像がつかないところに、逆に興味とワクワク感を持ちました。
 現在は、仙台の保険会社に出向し、事故や災害などの被害に遭った案件に対して、見積書や現場状況の書類などから保険金を算出する「書面査定」や、実際の現地に赴いて現場を見て聞き取りを行う「立会調査」を行っています。扱うジャンルは、保険がかけられるものは全部なので多岐にわたり、建築物や設備機械、家財など、毎回対象物に対する知識が必要となり、その都度、勉強したり調べたりするのが大変なところです。でもその分、身近でありながら今まで知らなかったことを知ることができるのが楽しいところ。また、地震などの災害被害の場合、立会いのその場で保険金を提示することもあり、そこで保険契約者から直接感謝されるのは励みになりますし、やりがいにもなっています。査定業務では、同じパターンがほとんどないので、物事を柔軟に捉えることが求められます。また、相手にわかりやすく論理的に説明できるような報告書づくりを心がけています。
 私もそろそろ中堅になってきたので、さらに知識と調査力、柔軟性を高めていき、調査依頼を受けた時に「その分野はわからない」ではなく、どんなジャンルでも迅速に問題解決できるような、保険会社さんから頼られる人材になっていけたらと思っています。

東京支社 鑑定人
末崎 圭一(すえざき けいいち)さん
(3級鑑定人/2013年入社)

誠実に丁寧に、妥協せず理解や調査することが大切。
自分の経験や知識、個性が活かせる仕事です。

 私は文系の法学部出身でしたが、鑑定人の仕事が保険の約款の理解や、それに沿った判断が必要となる点が法律と似ていると感じ興味を持ちました。また、当社の先輩方が保険会社と保険契約者さんとの間に立ち、どちらにも忖度することなく、第三者の立場として誠実に案件に向き合っているところに惹かれ入社しました。
 現在は週3日、損害保険会社内で「書面査定」を行い、残りの2日は比較的損害が大きなものや複雑な案件の「立会調査」を行っています。保険金の支払対象に明らかに該当する場合は調査に集中できますが、該当するかしないかが明らかでない場合は検討範囲が広く、より慎重な調査が必要です。調査以前の情報収集をしっかりと行い、「これが原因ならばここにも被害が出るはずだ」など、頭の中でイメージしながら調査することが求められます。自分の判断一つひとつがお客様の今後の生活に直結するので、お客様に「保険に入っていて良かった」と実感していただけるよう、丁寧に整理して一緒に確認しながら、妥協せず諦めないで理解や調査、査定をすることを心がけています。
 鑑定人の仕事は、あらゆる損害品が調査対象になるので、以前経験したことだったり、趣味や部活だったり、入社1年目からでも自分が持っている知識や個性を活かせる場合が多々あります。また、自分が知らない分野でも、詳しい人、経験したことがある先輩などがいて、教え合う雰囲気や環境があるのが当社の魅力だと思います。自分の個性が活かせて、災害で困っている人の役に立つこともできる仕事ですので、興味のある方にはぜひやってみてほしいと思います。

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